雨とバンビ。




「…えっ」



覚えていてくれた。



それだけで私は胸の奥が着火して、今にも燃えてしまいそう。



「今日も雨宿りですか?」



私が聞くと彼はクスッと笑った。




< 21 / 74 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop