❤不良なアイツと私の関係Ⅰ❤
「え!!はい!?」
ケラケラ笑う赤頭。
「ごめんやで~!
俺処女は受け付けてへんから」
・・・ん?空耳デスカ?
「コラ、何言ってるのあなた。」
「俺にだってそれくらいの見分けつくで?
図星やろ??」
ウインクする姿も綺麗・・・。
じゃなくて!なんで!!??
「あ~でもいちから教えてあげるのも
悪くないなぁ~」
そう言って私のベッドに腰掛けて
__チュッ
私の耳にキスをした。
「うわ~!めっちゃ赤くなってるし!
超純情バージンちゃんやなあ~!」
・・・・・なんなんだこの男。
「ほな!また会いまひょ~」
なんだ、あの・・・・
「赤毛猿が!!!!」
耳がじんじんする。少しドキッ。
「片岡さんごめんね??」
まるで自分のものに対して言ってるようなゆかりちゃんの言葉が、いやに耳についた。