❤不良なアイツと私の関係Ⅰ❤
あぁ、言うんじゃなかった。
誰か助けて。
「まぁまぁ、ええやん。こんなカワイイ子大歓迎やし!」
助けてくれたのはやっぱ赤毛猿で。
ユナはカワイイって言われたことに舞い上がっている。
向かう途中、赤毛猿は耳元で
「心配せんでも純情バージンちゃんとその友達を食おうなんておもうてへんから」
って囁いた。
・・・また純情バージンって言いやがった。
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帝王・レンヤの巣。
なぜか、高級マンションだった。
「す、すっごい・・・」
「まあ上がりや~」
自分の家のように中に案内する赤毛。
玄関には無数の靴。
まぎれもなくここは“たまり場”