私達の帰り道
2.知るきっかけ
「おーい、席につけ。SHR始めるぞ」
担任の槙田先生の声で
みんなが自分の席について静かになった。
午前8時40分。眠い。
昨日はしっかり寝たはずなのに、まだ疲れが残っている。
あー今日は寝るなあ。
思った通り私は1時間目から4時間目の授業をほとんど寝て過ごした。
………うん。こんだけ寝たら頭スッキリした♪
「あんた、寝過ぎ」
ポジティブに考えた瞬間、
由紀につっこまれた。
「ですよね……」
由紀によれば
私は隣りの席の川口君の方を向き、
口を開けて寝ていたらしい。
川口君……見苦しいもの見せてごめんなさい。
担任の槙田先生の声で
みんなが自分の席について静かになった。
午前8時40分。眠い。
昨日はしっかり寝たはずなのに、まだ疲れが残っている。
あー今日は寝るなあ。
思った通り私は1時間目から4時間目の授業をほとんど寝て過ごした。
………うん。こんだけ寝たら頭スッキリした♪
「あんた、寝過ぎ」
ポジティブに考えた瞬間、
由紀につっこまれた。
「ですよね……」
由紀によれば
私は隣りの席の川口君の方を向き、
口を開けて寝ていたらしい。
川口君……見苦しいもの見せてごめんなさい。