永遠
「ねぇねぇ。アノ仔超イケメンだよ」

「どれぇ?見えないよ。塚、アンタ彼氏いるぢゃん」

「いたっけぇ~??ホラ!あの茶髪の仔。もうすぐ名前呼ばれるよ^-^」

「げッ!?茶髪かよ。1年のくせに・・・」

((佐藤 龍哉(さとう たつや)))

「はい」

この男が返事した瞬間回りの女子たちがざわついた。

「ねぇ、アノ仔だよねぇ~佐藤先輩の弟って」

「うン。絶対そうだよ!!顔にてたもん」


(佐藤先輩の弟!?佐藤ってあの佐藤?)

そう。私が以前告白した男子が1コ先輩の佐藤カナタだ。

最悪だ・・・あいつの弟がここ(学校)にいるなんて・・・


((新入生は自分の各教室に行って席に座っていてください))



「まさか、あの佐藤先輩の弟とわねぇ~びっくりだわ!ねぇ?寿」


「うん・・・。馬路で最悪」


ドンッ!!!


「「いったぁ~」」


「すみません。大丈夫ですか?俺前みてなくて・・・・」


「全然いいですよ。こちらこそ・・・・・・・・・・」


げぇぇぇぇぇ!!!???こいつ佐藤の弟ぢゃん!マズイ


「あの~本当に大丈夫ですか?」

「あ!あぁ~大丈夫。大丈夫(苦藁 こちらこそすみませんでした」

「いや、いいんすよ。じゃぁ、失礼します。」

スタスタ~・・・・・




「よかったじゃ~ん寿!!アレ?これ何?」


私は放心状態

厚子ちゃんがひろったのは新品の学生手帳



「うわッ!?これもしかして、弟君のかな?って、聞いてる?」


「はっ!え?何?」


「だから~これ。弟君が落としたみたい。届けにいきなよ」


「えぇ~厚子ちゃんついてきてよ・・・」


「ごめん><これから委員会あるンだぁ」


「そんなぁ~まっ「じゃぁねぇ~」

そのまま厚子ちゃんは行ってしまった・・・


1年の教室に1人で行くの?しかも佐藤の弟に会いに・・・

最悪だ。重たい足を引きずりながら、1年教室に向かうことにした。
< 2 / 5 >

この作品をシェア

pagetop