永遠

偽り

キーンコーンカーンコーン


((寄り道せずに帰れよ!!))


「寿~今日カラオケ行く??」

「あぁ~ゴメン。今日用事ある」

「そうなの?まぁいっか」

なにやら、廊下が騒がしい


「なんだろ?寿行ってみよ」

「うん・・・」

なんとなく分かった。なんかオーラを感じる

「うわぁ~佐藤先輩の弟ぢゃん!!なんで3階にいるんだろ?」

そう厚子ちゃんが言ったとたん向こうからてを振っているのが分かった


「先輩~迎えに来ましたよ」

「「えぇ~先輩ってだれ?龍哉くぅん」」


「えぇ~っと、名前聞いてないや。」


そう言うとこっちに向かって歩いてきた。


「この人です。ね?先輩」


「「げぇ~~~~寿かよぉ!!どういう関係??」」


「俺ら今からデートなんです」

言っちゃった・・・一瞬で重い空気になった。


「は?嘘でしょ?寿が?龍哉くんと?」


「「・・・・・ギャハハハハハハハハハ!!笑わせないでよ!達也君。
冗談でしょ?だって寿と龍哉君て世界1合わないよぉ」」


「え?それどう言う意味ですか?」

私は彼の言葉を無視して言った。


「う、嘘に決まってるぢゃン!私と佐藤君がデート?
ありえないから。」


「先輩!!」


後ろから彼の声がうっすらと聞こえてきた。


そういうと私は全力疾走で学校をでた。


((馬鹿みたい。何浮かれてんの?佐藤君と私が釣り合うわけない!!

何を期待してんだか・・・))
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