屋上で
鈴木の想い
【千春side】
冷時の告白から2週間。
今日は鈴木のバスケと冷時の陸上を観戦しに行く日。
そして見事に2人の助っ人の予定が重なっていた。
でも、運良く午前と午後で別れていて何とか見ることができる。
メンバーは亜美に私、あと渚。
「いやー良い天気ねー」
広がる青空を眺めながら亜美の発言に私は気まずく言葉を発す。
「…本当に良かったの?
亜美、渚と2人でデートの方が…」
非常に申し訳ない。
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