屋上で





まずは鈴木のバスケの試合を見に行く。


その後鈴木も合流して冷時の応援に行くのだそうだ。



本当に鈴木と冷時は仲が良い。




「隣の席、良いですか?」



ここはスタンドで、亜美と渚は私の左隣に座っていたから、私の右の席が丁度あいていた。




「はい、どう…」




私は心臓が止まるかと思うほど驚いた。




「あら、波里さん。久しぶり」




まさかの声をかけてきた人物は、私が中学時代いじめられたグループのリーダー、岡野美利だった。
< 175 / 235 >

この作品をシェア

pagetop