《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
「ただいま~」



ゴルフから捺さんが帰宅。



「お帰りなさい…」



思った以上に、片付けに追われて夕食の準備は出来てなかった。


私は玄関先で、出迎え。


「これ、やる」


捺さんは私に小さな優勝カップを手渡す。



「俺が優勝したんだ~。その優勝カップだ…。リビングのボードにでも飾っておいてくれ」



「はい」


二人でリビングに向かった。



窓から見える東京の風景は夕映えに染まりかけていた。



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