《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
私と哲子さんの間に、捺が割り込んで来た。



「捺…聞いて!!留奈ちゃんが苛めるの!」


「哲がいじめたんだろ??」


「捺…酷い><;」



哲子さんは猫撫で声を出して、妻である私の前で捺さんに抱きついた。



「哲!!?離れろ!!」


「お目覚めのちゅ~」



哲子さんは捺さんの右頬にキス!!?


捺さんの頬にはくっきりと哲子さんの唇の形をしたルージュの痕が残る。



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