《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
結婚前はあんなにアプローチしていたはずの捺さん。



いざ、自分のテリトリーに入ってしまえば…私を放置。



烈君の言う通り、気まぐれで結婚したとしか、言いようがない…



私もお父さんの為に捺さんと結婚したようなもんだけど。



捺さんと向き合う覚悟は出来ていた。
それなのに、哲子さんと…目の前で仲良くしたり、



「留奈」


今夜、珍しく早い帰宅。



初めて二人で夕食を食べる。



「今度の7月7日…デートしようか?」



「えっ?」


捺さんが初めてデートに誘ってくれた。



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