《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
「それとも、男として見てるの?」



「!!!?」
更に私は焦り、動揺を抑えられない。



「ハァ?図星??」


桐生社長の瞳は好奇な色をしだいに濃くしていく。



「…実の父親に恋してるなんて…禁断だな」


桐生社長が私の前に立ちはだかり、私を壁に追い詰める。



「面白い…」



「あ、あのう~。どいてください…」



「パパに恋しても…永遠にその恋は報われない…」


そう意地悪く私を詰って、持っていたワインを私の振袖にワザと零した。


赤ワインの色でピンクの振袖が染まっていく!!?
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