《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
《14》入籍の波紋

~留奈side~

仕事モードの捺さんと別れて、私は駿也さんの運転で登校。


私の膝元にはまだ捺さんの頭の重みと頬の温もりを残っていた。


仕事としてのサポートは出来ないけど、
仕事で疲れた身体を癒すコトは出来る。



自分にも捺さんの役に立つコトがあると分かり嬉しくなった。



キモチも重なり、ようやく私たちは夫婦として一つに繋がった。



精神的な重なりの次は、身体の繋がり。



身体の奥の芯に火が点ったように熱くなる。



車内は冷房で快適なはずなのに、妙に私の身体は熱を帯びていた。







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