《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
明日の今頃、私たちは正式な夫婦。



「どうしてまた…急に?」


「別に…両思いなったんだし・・・同棲じゃあ~藤ヶ谷副社長にも悪い…」


「でも最近、メディアから注目されているでしょ?捺さん」



「そうだが…仕事で何とか…頑張って…何も言われないようにする」


「・・・」


捺さんは婚姻届の紙を上着の裏ポケットにしまい込む。


「お邪魔します!!」


いきなり、ドタドタ大きな足音を立てて…烈君が登場。


「無断で俺たちの新居に入って来るとは…不法侵入だぞ!!烈」
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