《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
「…何だよ!?それ・・・」


烈君は急に堰を切ったように、怒り始めた。



「藤ヶ谷お前…兄貴ともうヤッたのか??」


「れ、烈君!?////」


「お前の態度…マジでムカつく…。昨日…俺に泣きそうな顔みせやがって…スキでもねぇ男に…甘えんじゃねぇぞ!!」



「・・・ゴメンなさい…」



捺さんにデートをドタキャンされて昨日はつい、偶然に居合わせた烈君に甘え、泣きそうな顔を見せてしまった。



「…お前の方こそ…兄貴の女に手出すんじゃねぇ!!」


捺さんが烈君に怒声を浴びせる。


両者とも全く怯まず、睨み合う。








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