《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
「…会社がそんなコトになってるなんて…知りませんでした」



「別に留奈には関係ないコトだ…」



「…そんなコトは有りません!!私は社長の妻です!!」


「会社を仕切ってるのは俺だ…。それに俺は仕事とプライベートを別に考えてる…。仕事を家庭に持ち込む気はこれからもない」



「そんな・・・!?」



俺は上着からポケットからジッポと煙草を取り出す。



烈の放った言葉が俺と留奈の間に思わぬ波紋を投げ掛けた。



俺はジッポを擦って、煙草に火を点す。



「私は何をすればいいの?捺さん」



俺は留奈に何をして欲しいのか?分からない…
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