《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
俺はソファーを立って、自室に篭ってしまった。



今まで、突っぱねて生きて来た自分の世界が…劇的に変るんじゃないかとその恐怖に震えてしまった。



それはまだ見ぬ…オトナの遊戯に戸惑う処女のように。



留奈に甘えれば…今まで居た世界が変る。



でも俺も…留奈の特別な存在なりたい。



「捺さん」


扉を叩き、留奈の声が俺を呼ぶ。




8歳の年下の女に…俺は・・・
何、やってんだ!?









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