《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
女なんて星の数くらい…抱いて来たクセして…


その経験は全く、無意味で、時間の無駄みたいに感じられた。



「捺さん」



もう一度…留奈は俺を呼ぶ。



「・・・」



このまま、拒絶する方がカッコつかない。


俺は扉を開いた。


同時に俺の心の扉も開く。



「留奈…」



俺は扉の前に立つ留奈を抱き締めた。



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