《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
「……別にお前みたいな…女子高生と結婚しなくても…俺と結婚したいと思う女はたくさん居る。でも…女は社会に出ちまうと、世間様を知って賢くなるし、精神的にも自立しちまう。俺としては何も知らない女のほうがいい。全身で俺を頼るからさ」



「・・・」



「その方が愛しさが高まるし…苛め甲斐もある…退屈しのぎにはもってこいだ」



「桐生社長??」



この人……怖い・・・


優しい顔して、どす黒いコトを平然と吐き捨てる。


「玩具としてはサイコー…早速、留奈のお父様に挨拶だ…」


「ま、待ってよ!!?私はあなたと結婚なんて…」


席を立つ桐生社長上着の袖を掴む。


「君から俺に触れるとは…積極的だね~留奈」


「私は…!!?」
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