《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
久しぶりに交わす肌と肌。



「俺が外の空気を吸わせてやると言ってるのに…自分からそれを拒むなんて…」



今夜の捺さんは少し怖い。


初めて会った時の捺さんのように…悪魔のような黒い微笑を浮かべる。




「バカだな~。留奈…」



そう罵り、私に深いキスを落とす。



息を継がせる間もなく降り注ぐ捺さんのキスの嵐。



「……んんっ…」



「お前…俺に束縛されたいのか?」



「私は…唯…捺さ・・・」



私の言葉を遮り、唇を再び塞ぐ捺さん。



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