《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*

~捺side~

今年の夏も猛暑だな~


盆休みまで忙しい日々が続くけど。
盆休みは留奈と出会った想い出に地に行く予定。



まだ、留奈に話していないーーー・・・



留奈は毎日、楽しそうに俺の世話をしてくれる。

自分から俺に全てを委ねるなんて…
心から溢れんばかりの愛しさがこみ上げる。
でも、これで本当にいいのか?思い悩む。
留奈が少し、盲目的に見えて…
キケンを感じていた。

「・・・」



「社長…その書類、ジッと眺めてますけど…何か問題あるんですか?」



哲の声で俺は我に返った。



「ははっ」



俺は慌てて、書類に判を押す。



「最近の捺はたるんでるよ」

いつものタメで喋り始める哲。



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