《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
~捺side~
留奈のコトは誰よりも愛しい。
かけがえのない存在だ。
でも、自分に依存されると俺自身がそのプレッシャーに潰れそうになる。
俺と留奈は互いに心も身体も繋がり合い、永遠の愛をモノにした。
今、その幸福の絶頂に居る。
しかし、その幸福は互いの命が続く限りの限定。
どちらかが欠ければ、その幸福は消える。
俺に全てを委ねる留奈。
俺が居なくなった時、彼女の味わう喪失感を考えれば、俺は彼女に自分を全てだと思って欲しくなかった。
俺はかって、母さんを全てだと思った甘ったれ坊や。
その俺が…突然、母さんを失った。
あの時の身を裂かれるような辛い思いは忘れない。
毎日、悲しみで暮れた日々。
そんな思いを留奈には味わって欲しくない。
かけがえのない存在だ。
でも、自分に依存されると俺自身がそのプレッシャーに潰れそうになる。
俺と留奈は互いに心も身体も繋がり合い、永遠の愛をモノにした。
今、その幸福の絶頂に居る。
しかし、その幸福は互いの命が続く限りの限定。
どちらかが欠ければ、その幸福は消える。
俺に全てを委ねる留奈。
俺が居なくなった時、彼女の味わう喪失感を考えれば、俺は彼女に自分を全てだと思って欲しくなかった。
俺はかって、母さんを全てだと思った甘ったれ坊や。
その俺が…突然、母さんを失った。
あの時の身を裂かれるような辛い思いは忘れない。
毎日、悲しみで暮れた日々。
そんな思いを留奈には味わって欲しくない。