《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
俺は昨日の飲み過ぎで、頭が重い。
その上に留奈のコトを考えていた。



今日の調子は最悪ーーー・・・


それでも、仕事は山積み。



根本的に俺は愛情は互いの意志を尊重して、認め合うモノだと思ってるのに…実際は強引に留奈と結婚して、彼女の日常を変え、自分のモノにした。



留奈にも将来の夢とかあったと思うけど…俺はそんなコトは結婚の障害にしか思えず、一言も聞こうとしなかった。


あの時の俺は留奈と結婚する自分の願望しか頭になかった。


結婚して、心も身体も繋がり合い…

その結果が今の留奈を…俺に依存させる彼女を作ってしまった。



俺の責任か---


俺は頬杖付いて、深い溜息。




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