《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
キスの後…息するのも忘れるくらい、私は呆然としてしまった。
私の様子を見て、濡れた唇を軽く自分の舌で舐め、誇らしげな微笑を湛えた。
「・・・泣きたければ泣いていいぞ~」
「…だ、誰が泣くもんですか!」
「胸貸してやるぞ…」
「…」
泣いたら、負けだーーー・・・
桐生社長に負けてしまう。
「…気の強いお嬢さんってコトか…。ますます気に入った…」
桐生社長は興味深々な目つきで私を見つめる。
私は濡れた唇を左の手の甲で拭う。
私の様子を見て、濡れた唇を軽く自分の舌で舐め、誇らしげな微笑を湛えた。
「・・・泣きたければ泣いていいぞ~」
「…だ、誰が泣くもんですか!」
「胸貸してやるぞ…」
「…」
泣いたら、負けだーーー・・・
桐生社長に負けてしまう。
「…気の強いお嬢さんってコトか…。ますます気に入った…」
桐生社長は興味深々な目つきで私を見つめる。
私は濡れた唇を左の手の甲で拭う。