《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
《24》違和感の正体

~留奈side~

お父さんから聞くと今週末の土曜日にドラゴンホテル新宿のロビーのカフェで祐君は見合いをするみたい。



私は哲さんと変装して、カフェで祐君たちを待ち伏せ。


心配と言うか興味本位と言うかーーー・・・
真剣に自分の人生の岐路に悩む…
祐君には申し訳ないキモチでいっぱい。



祐君たちは全面ガラス張りで中庭の人口滝が見える場所の席で、座っていた。



共に両親の同席。


「・・・『シーナ』の社長さんって若くない?」


「若いわよ…今年まだ…34歳よ・・・」



「奥様もキレイだし…美男美女ね…」


私たちは奥まった席に座り、遠めだけど…6人の様子を眺めていた。



祐君はお父さんの徳川社長と似た紺色のスーツを着ていた。



まるでリクルートみたいだったけど・・・祐君のスーツ姿はなかなかカッコよかった。






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