《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
「あなたと…お兄さんの桐生社長のコトで相談したくて…」
「何??やっぱ…あの入学式から…兄貴と上手くやってたんだぁー。つまんねぇの…。もっと早く…手出しとけばよかった…」
桐生君は溜息混じりに吐き捨てた。
「私は…お兄さんとけ、結婚させられそうで…所謂、『政略結婚』って言うか…」
「げっ!?マジで??俺と同じ歳で兄嫁になるのか??」
「ま、まだ…正式には…キマってないから…」
私は顔の前で左手を振って否定する。
「…その政略結婚…断る方法ってない?」
「何??やっぱ…あの入学式から…兄貴と上手くやってたんだぁー。つまんねぇの…。もっと早く…手出しとけばよかった…」
桐生君は溜息混じりに吐き捨てた。
「私は…お兄さんとけ、結婚させられそうで…所謂、『政略結婚』って言うか…」
「げっ!?マジで??俺と同じ歳で兄嫁になるのか??」
「ま、まだ…正式には…キマってないから…」
私は顔の前で左手を振って否定する。
「…その政略結婚…断る方法ってない?」