《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
《LAST》 切れない絆
~捺side~
8ヵ月後ーーー・・・
俺は廊下を行ったり来たり、往復を繰返していた。
「捺…落ち着いたら??」
「哲…これが落ち着いて居られるか!!」
このもどかしい胸の思いを哲にぶつける。
俺と留奈の子供は双子だった…出産は当初、自然分娩で俺は立ち会うつもりだったのに…帝王切開となってしまった。
父親である俺は手術なので、付き添いは出来ず…手術室前の待合のソファーに座って待つしかない。
ともかく待つのはイヤだった。
俺は留奈と苦しみも喜びも分かち合いたいのにーーー・・・
「!?」
手術中のランプは赤々とついてるけど…赤ん坊のゲンキな泣き声が聞こえて来る。
俺は廊下を行ったり来たり、往復を繰返していた。
「捺…落ち着いたら??」
「哲…これが落ち着いて居られるか!!」
このもどかしい胸の思いを哲にぶつける。
俺と留奈の子供は双子だった…出産は当初、自然分娩で俺は立ち会うつもりだったのに…帝王切開となってしまった。
父親である俺は手術なので、付き添いは出来ず…手術室前の待合のソファーに座って待つしかない。
ともかく待つのはイヤだった。
俺は留奈と苦しみも喜びも分かち合いたいのにーーー・・・
「!?」
手術中のランプは赤々とついてるけど…赤ん坊のゲンキな泣き声が聞こえて来る。