《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
翌朝。



俺は哲に起こされて、1日が始まる。


俺が起きると既に、烈が駿也の作った朝食を食べていた。
駿也はSP兼執事。


「烈お前に話してなかったが…藤ヶ谷留奈は俺の花嫁だ」


「何も…俺と同じ歳の女を花嫁にはすんな!!」


「仕方ねぇだろ??たまたま…ホレた…」


俺はつい本音を漏らしてしまった。
それを聞き流さずニヤッと変な笑いを浮かべる烈。


「ホレた??兄貴が…やっぱ・・・あの入学式で??」


「うるせぇ~」


俺は烈を睨み、トーストを齧る。






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