《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
「…メールの返信もないし、本当に来るなんて…」


「……たくっ~お前…俺を試すような真似すんな!ペットのクセに…」


「・・・」
絶対…桐生君…嘘付いてるーーー・・・

私にベタ惚れって嘘じゃん。


この間と同じでペット扱いされてるし。


荒っぽく両肩を掴まれて、書棚に背中を押し付けられる。


「……」

声を発する間も無く、唇を奪われた。


「ん…あ…」


何度も角度を変えて、落とされるキス。


ようやく、唇を解放されたけど、唾液で互いの唇を濡れ、糸を引いた。


濡れた唇に触れる桐生社長の指。





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