《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
「・・・今度は自分にはフィアンセが居ると…はっきり言えよ!」


「私は・・・」
二の語句が出て来ない。


どう足掻いても…この結婚からは逃れられないのは分かってるから。


自分はスキじゃないのに、相手にキモチを求めるのは間違ってるかな?



「俺はお前に…惚れてる…////」


「えっ?」


桐生社長がそう言って…私をぎゅーと強く抱き締める。


苦しいくらいの圧迫感。


どんな顔して私にコクったのかは全く分からないまま。


身体を離していく。


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