《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
「やっぱり、反対だったか…」


捺さんは正座していた足を胡坐に変えて、ネクタイを緩める。



「俺に土下座させたんだ・・・。留奈お前…その代償は大きいぞ~」


二人になったとたん、態度を急変させた。


「…俺が振袖をリクエストしたのはな…」


立ち上がって、私の場所にやって来た。


足が痺れてて、立てないーーー・・・



そのまま、私は座布団の上に押し倒されちゃった。



「な、な、捺さん!!?」
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