《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
「俺のテリトリーにようこそ!留奈ちゃん」



甘い声音で、私の耳元に囁きかける。
耳朶を甘噛みにして、そのまま唇を重ねる捺さん。



「奥の部屋行こうか?」



「奥??」



身体を起こした捺さんは私の身体を軽々と抱き上げる。
お姫様抱っこしながら、奥の襖を開けた。



「!!!?」


目の前に見えたのは布団!!!?



私は布団の上に下ろされた。



「仕事は??」



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