《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
「仕事はない!!今日はこのまま・・・直帰の予定」



「・・・」


足が痺れてて、まだ立てない私。



「…振袖は…自分ひとりでは着れないだろ?だから、脱がせたら最後…留奈ちゃんはそのまま・・・」


妖艶で淫靡な笑みを浮かべて、私の帯紐に手を掛ける捺さん。



「・・・」


このままシちゃうの??



ブブブ・・・
捺さんの上着のポケットの中で振動音。



「ちっ…いい時に…」


捺さんは身体を起こして、ポケットからケータイを取り出す。


< 65 / 324 >

この作品をシェア

pagetop