《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
最初はあまり、乗る気ではなかったけど…
真剣に彼との結婚を考えるようになった。



「留奈…結婚って色んなコトが付き物。それを越えて、夫婦として…強い絆で結ばれるの」


「!?」


「妻としての心得は…常に旦那様に対して感謝するコト」



急にお継母さんは私に妻としての心得を伝授し始める。


「桐生社長もイケメンだから~女性から誘惑されるコトもあるかもしれない。その時は、感情的に責めたりせずに…客観的に相手を見るの」



「うん」



「後は…街角で…元カノとかに遭遇したら…思いっきり、社長の腕を掴んで身体を寄り添わせて、ラブラブムードを見せ付けておくの」



「どうして??」


「元カノに隙を見せない為…。ラブラブっぷりを見せておいたら…元カノだって興ざめするし・・・」


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