《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*

「恋愛結婚です!」



ええ～っ!!!?
留奈の口から出た言葉に俺が驚愕。



「・・・」

恵はそれ以上何も言わず、立ち去ってしまった。


恵の姿が見えなくなったとたん…俺の腕に絡めていた腕を離してしまった。
留奈はホッとした表情で胸を撫で下ろす。



「…お前と俺…いつ恋愛した?」


「え、あ…政略結婚って聞こえが悪いから…」



「おまけにいきなり、俺の腕掴むし…今夜…会食がなかったら、スイートでお泊りしたいトコだが・・・」