《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
お互いの家族だけで、フランス料理のディナー。



「これは??」


隣に座っていた留奈が俺に手紙を渡した。



「たいしたコトは書いてないけど…挨拶の手紙」


「挨拶?」

俺は留奈から手紙を受け取って、早速、可愛い赤いハートのシールを剥がして、中の手紙を取り出す。


結構、長文・・・



「親愛なるお父さん??」


「!!!?ゴメン…中身…お父さんと間違えて入れたみたい!!」


留奈は慌てて、手紙を取り上げる。


藤ヶ谷副社長の持っていた手紙を交換させられた。



「留奈は意外と慌てん坊だな~」


< 95 / 324 >

この作品をシェア

pagetop