《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
~留奈side~
お義父さんのお話で、私の記憶の片隅に眠っていた想い出が甦った。
髪の長い少し怖かった捺ねえちゃん。
捺さんと同一人物だった!!?
あの時の私は髪が長いから、てっきり女の子かと思って…
「あの時はゴメンなさい…どうしても男の子には見えなくて…」
「別にいいよ~。その記憶は削除してくれ」
「どうして??」
「いいから…」
「あれからだったなぁー。髪を切って急に男らしくなったのは・・・。捺の中ではよっぽど、嫌だったんだろうな~。小さな女の子に女に間違えられたコトが…それとも、あの時…一目ボレしたとか」
烈君が飲みかけのジュースを吹き出す。
髪の長い少し怖かった捺ねえちゃん。
捺さんと同一人物だった!!?
あの時の私は髪が長いから、てっきり女の子かと思って…
「あの時はゴメンなさい…どうしても男の子には見えなくて…」
「別にいいよ~。その記憶は削除してくれ」
「どうして??」
「いいから…」
「あれからだったなぁー。髪を切って急に男らしくなったのは・・・。捺の中ではよっぽど、嫌だったんだろうな~。小さな女の子に女に間違えられたコトが…それとも、あの時…一目ボレしたとか」
烈君が飲みかけのジュースを吹き出す。