恋愛経験値:0
「なんか、恋愛に縁が無かったというか…少女漫画の世界だと思ってたというか…」

「あははっ、何ソレ(笑)」
恋愛マスター亜紀は机を
べしべし叩きながら笑ってる。

「うーん、はる的には男子が悪いと思う」

「確かにね、奈緒が男だったら唯は高嶺の花だと思って手が出せないかも」

「あー、それかもね」

「いやいやいや、何を言うの褒めたって何もあげないから!」

「はるは唯みたいな女の子好きだよ?」
「え、はるってそっち系?」

「唯…ギャグ?ウケ狙い?それとも、ただのアホ?」

どうやら私がアホだって
事はバレてしまったみたいだ。


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