わき役の私
聞き出せば、付き合って無い様だが、中山が激しく誤解をしている事がわかった。
中山の今までの行動と、噛み合わない会話……
彼女は俺が深町を好きだと思ってるらしい……
そんな事を把握した時には、勘違いしたままの中山に逃げられていた。
………もうこうなったら、ヘタレも何もない。
中山にちゃんと言おう。
まずは、俺の気持ちをちゃんとわかって貰おう。
そして俺は、
次の日…中山へ告げるべく教室に行くのだった……
――朝倉サイドおわり――