年下のカノジョ~あの子は高校生~
1】裸でたたずむ彼女?!
俺は自分の部屋の寝室で腕時計を探していた。
不意にはずしてしまったので、何処に置いてしまったのか見当がつかない。
大して広くもない部屋なのに。
床に置いた雑誌をどかしてみたり、ジャケットのポケットの中を探ってみたり・・・・・・。
「おっかしいなぁ。
ここではずしたのは確かなんだけど」
ベッド脇のサイドボードの中もくまなく探す。
あるはずはないと分かっていても、枕をひっくり返してみたり、シーツをめくってみたり。
挙句の果てにはベッドを移動する始末。
それでも見つからない。
「何処にやっちゃったんだろう」
腕を組み、ため息をつく。
こつこつとお金をためて、ようやく買ったお気に入りの腕時計。
これ以上どこを探していいのか分からず、床に座り込む。
頭を掻いてはまた、ため息が漏れる。
「あぁ~、困ったなぁ」
がっくりと肩を落とす。
そんな俺の背後に誰かが立った。
―――あれ?
この部屋には俺一人だけのはずなのに。
来客の予定もなかったよなぁ。
不審に思い、顔だけで振り返ろうとした時、名前を呼ばれた。
「・・・・・・さん。
三山さん」
「えっ?」
俺は自分の耳を疑いながらも、頬が緩む。
その声の主は愛してやまない俺の大好きな人。
ただし、現在は淋しくも片想い中。
耳に心地よい、いつもの可愛らしい声で由美奈ちゃんが俺を呼ぶ。
「三山さん」
声が聞けた嬉しさで、『どうして彼女がここにいるのか』ということまで頭が回らなかった恋愛盲目病重症患者の俺。
「なんだい?」
ゆっくり立ち上がって振り向くと、寝室の入り口の所にいつもとはまったく違う格好の少女がいた。
不意にはずしてしまったので、何処に置いてしまったのか見当がつかない。
大して広くもない部屋なのに。
床に置いた雑誌をどかしてみたり、ジャケットのポケットの中を探ってみたり・・・・・・。
「おっかしいなぁ。
ここではずしたのは確かなんだけど」
ベッド脇のサイドボードの中もくまなく探す。
あるはずはないと分かっていても、枕をひっくり返してみたり、シーツをめくってみたり。
挙句の果てにはベッドを移動する始末。
それでも見つからない。
「何処にやっちゃったんだろう」
腕を組み、ため息をつく。
こつこつとお金をためて、ようやく買ったお気に入りの腕時計。
これ以上どこを探していいのか分からず、床に座り込む。
頭を掻いてはまた、ため息が漏れる。
「あぁ~、困ったなぁ」
がっくりと肩を落とす。
そんな俺の背後に誰かが立った。
―――あれ?
この部屋には俺一人だけのはずなのに。
来客の予定もなかったよなぁ。
不審に思い、顔だけで振り返ろうとした時、名前を呼ばれた。
「・・・・・・さん。
三山さん」
「えっ?」
俺は自分の耳を疑いながらも、頬が緩む。
その声の主は愛してやまない俺の大好きな人。
ただし、現在は淋しくも片想い中。
耳に心地よい、いつもの可愛らしい声で由美奈ちゃんが俺を呼ぶ。
「三山さん」
声が聞けた嬉しさで、『どうして彼女がここにいるのか』ということまで頭が回らなかった恋愛盲目病重症患者の俺。
「なんだい?」
ゆっくり立ち上がって振り向くと、寝室の入り口の所にいつもとはまったく違う格好の少女がいた。