年下のカノジョ~あの子は高校生~
「かしわぎ けんたです。
今日は、よろしくおねがいします」
ぺこりと頭を下げて、可愛らしいお辞儀をしてくれた。
「こんにちは。
けんた君のお姉ちゃんと同じお店で働いている三山です」
俺も挨拶を返す。
「けんた君は動物が好きなの?」
「大好き!」
満面の笑みで答えてくれた。
笑った顔は由美奈ちゃんによく似ている。
「昨日の夜なんて、はしゃぎすぎてなかなか寝なかったんですよ。
今日は学校から端って帰ってきたんですって。
いつもは道草ばっかりしてるのに」
苦笑する由美奈ちゃん。
「はははっ。
それだけ楽しみにしているって事だよね?」
「うん!」
けんた君が大きくうなずいた。
「さ、行こうか」
2人を後部座席に案内し、俺は目的地に向けて出発した。
「うわぁっ!!」
ペットショップに1歩入ると、けんた君は感嘆の声を上げた。
目がキラキラと輝いている。
「あ、おねえちゃん。
犬だ。
犬がいるよ!」
そう言って、一目散に走って行った。
「こら!
お店の中で走ったら駄目でしょ!」
由美奈ちゃんが言い終える前に、けんた君は犬のコーナーに到着していた。
「まったくもう。
三山さん、ごめんなさい。
落ち着きのない弟で」
ふぅ、とため息をつく由美奈ちゃんは職場では見たことのないお姉さんとしての表情をしていた。
また、新しい一面を見ることが出来た。
今日は、よろしくおねがいします」
ぺこりと頭を下げて、可愛らしいお辞儀をしてくれた。
「こんにちは。
けんた君のお姉ちゃんと同じお店で働いている三山です」
俺も挨拶を返す。
「けんた君は動物が好きなの?」
「大好き!」
満面の笑みで答えてくれた。
笑った顔は由美奈ちゃんによく似ている。
「昨日の夜なんて、はしゃぎすぎてなかなか寝なかったんですよ。
今日は学校から端って帰ってきたんですって。
いつもは道草ばっかりしてるのに」
苦笑する由美奈ちゃん。
「はははっ。
それだけ楽しみにしているって事だよね?」
「うん!」
けんた君が大きくうなずいた。
「さ、行こうか」
2人を後部座席に案内し、俺は目的地に向けて出発した。
「うわぁっ!!」
ペットショップに1歩入ると、けんた君は感嘆の声を上げた。
目がキラキラと輝いている。
「あ、おねえちゃん。
犬だ。
犬がいるよ!」
そう言って、一目散に走って行った。
「こら!
お店の中で走ったら駄目でしょ!」
由美奈ちゃんが言い終える前に、けんた君は犬のコーナーに到着していた。
「まったくもう。
三山さん、ごめんなさい。
落ち着きのない弟で」
ふぅ、とため息をつく由美奈ちゃんは職場では見たことのないお姉さんとしての表情をしていた。
また、新しい一面を見ることが出来た。