年下のカノジョ~あの子は高校生~
4】初対面。若さに負けた俺・・・?
明けて翌々日。
今日は早番出勤だ。
昨日休みだった俺は面接に来た子がどんな感じなのか少しは気になっていたが、わざわざ人に聞いて回るほどの興味は湧かなかった。
「その子が厨房で働く訳じゃないからなぁ」
大きく背伸びをしながら従業員入り口をくぐった。
「おはようございます」
いつもどおりの挨拶を口にしながら中に入る。
それにしても、朝も、昼も、夜も、挨拶が『おはよう』って誰が決めたんだろう。
「あ、おはようございます」
更衣室には着替えを済ませた赤川が一人でいた。
そして俺の姿を目にするなり駆け寄ってくる。
「三山さん、見ましたっ?」
何故か興奮気味の赤川。
―――何があったんだ?
「見たって、何を?
客の食い逃げ現場か?
それとも酔っ払った客の裸踊りか?」
裸踊りは正直勘弁してほしいものである。
まじめに取り合わない俺に対して、赤川は頬を膨らませた。
「もう!
なに言ってんですか。
田口さんの幼馴染って言う子ですよ。
昨日面接に来てたじゃないですか!!」
赤川があきれた顔で俺を見る。
俺もあきれた顔で見返す。
「俺、休みだったじゃん」
―――だから見れるはずねーだろうが。
今日は早番出勤だ。
昨日休みだった俺は面接に来た子がどんな感じなのか少しは気になっていたが、わざわざ人に聞いて回るほどの興味は湧かなかった。
「その子が厨房で働く訳じゃないからなぁ」
大きく背伸びをしながら従業員入り口をくぐった。
「おはようございます」
いつもどおりの挨拶を口にしながら中に入る。
それにしても、朝も、昼も、夜も、挨拶が『おはよう』って誰が決めたんだろう。
「あ、おはようございます」
更衣室には着替えを済ませた赤川が一人でいた。
そして俺の姿を目にするなり駆け寄ってくる。
「三山さん、見ましたっ?」
何故か興奮気味の赤川。
―――何があったんだ?
「見たって、何を?
客の食い逃げ現場か?
それとも酔っ払った客の裸踊りか?」
裸踊りは正直勘弁してほしいものである。
まじめに取り合わない俺に対して、赤川は頬を膨らませた。
「もう!
なに言ってんですか。
田口さんの幼馴染って言う子ですよ。
昨日面接に来てたじゃないですか!!」
赤川があきれた顔で俺を見る。
俺もあきれた顔で見返す。
「俺、休みだったじゃん」
―――だから見れるはずねーだろうが。