年下のカノジョ~あの子は高校生~
―――うわぁっ!!
俺の気持ち、バレちゃった?!
「そ、そのっ。
柏木さんがケガをした原因は、俺にあるので・・・・・・」
「床が濡れていたのは三山さんのせいだったのねぇ。
それなら、しっかりお世話してあげなさい」
山岸さんはまだ笑ってる。
「柏木さん、あなたケガをしているんだから恥ずかしがっている場合じゃないわ。
ウチの駐車場が砂利で出来ていて、歩きにくいのは知っているでしょ。
また転んだら、3日の安静じゃ済まされないわよ~」
山岸さんの顔がとても楽しそうに見える。
だけど。
それ以上のことは読み取れない。
―――バレてないのか?
俺の気にしすぎだろうか。
「・・・・・・はい、分かりました」
由美奈ちゃんは山岸さんにもっともなことを言われて、俺の腕の中で大人しくなった。
「戸締りしてから行くわ。
あなた達、先に行きなさい」
山岸さんを残して、俺達は車に向かう。
普段は気にしていなかったけど、大き目の砂利はとても歩きにくい。
捻挫している由美奈ちゃんには無理だ。
1歩ずつ、気をつけて進む。
足を滑らせて、大切で大事な由美奈ちゃんを落としてしまわないように。
俺の気持ち、バレちゃった?!
「そ、そのっ。
柏木さんがケガをした原因は、俺にあるので・・・・・・」
「床が濡れていたのは三山さんのせいだったのねぇ。
それなら、しっかりお世話してあげなさい」
山岸さんはまだ笑ってる。
「柏木さん、あなたケガをしているんだから恥ずかしがっている場合じゃないわ。
ウチの駐車場が砂利で出来ていて、歩きにくいのは知っているでしょ。
また転んだら、3日の安静じゃ済まされないわよ~」
山岸さんの顔がとても楽しそうに見える。
だけど。
それ以上のことは読み取れない。
―――バレてないのか?
俺の気にしすぎだろうか。
「・・・・・・はい、分かりました」
由美奈ちゃんは山岸さんにもっともなことを言われて、俺の腕の中で大人しくなった。
「戸締りしてから行くわ。
あなた達、先に行きなさい」
山岸さんを残して、俺達は車に向かう。
普段は気にしていなかったけど、大き目の砂利はとても歩きにくい。
捻挫している由美奈ちゃんには無理だ。
1歩ずつ、気をつけて進む。
足を滑らせて、大切で大事な由美奈ちゃんを落としてしまわないように。