年下のカノジョ~あの子は高校生~
 車を走らせ、自分が住むマンションに着いた。




「由美奈ちゃんの足が早く良くなればいいけど」

 落ち込みまくった気分で駐車場に停めた。



 精神的に沈んでいるせいか、体が重い。
 
 何だか降りる気にならない。



 俺の気分が落ち込んでいるのは、“由美奈ちゃんにケガをさせてしまった”と言うこともあるけど。


 それよりなにより、年の差の現実を思い知らされてつらかった。






 俺はうまく会話をこなせていただろうか。
 
 表情が硬くなってはいなかっただろうか。




 せっかくの紅茶を味わう余裕がなかった。











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