年下のカノジョ~あの子は高校生~
「あっ!」
「きゃっ!」
由美奈ちゃんのバッグがドサリと落ちる。
外側にあるポケットから長方形の紙がヒラリと舞った。
「何これ?」
気付いた田口さんが拾い上げる。
「ライブのチケットだ。
これ、由美奈が好きだって言ってたグループのだよね」
「あ、うん・・・・・・」
そのチケットが見つかってしまったことに、ひどく動揺している由美奈ちゃん。
「ん、30日の18時開演?」
眉をひそめる田口さん。
「ねぇ、返してよっ」
由美奈ちゃんが奪い返すために、手を伸ばす。
だけど。
リーチの差があって、高々と掲げられたチケットに由美奈ちゃんの手は届かなかった。
「はっはぁ~ん。
これ、プレゼントでしょ?」
ニヤリ、と不敵に笑う田口さん。
「きゃっ!」
由美奈ちゃんのバッグがドサリと落ちる。
外側にあるポケットから長方形の紙がヒラリと舞った。
「何これ?」
気付いた田口さんが拾い上げる。
「ライブのチケットだ。
これ、由美奈が好きだって言ってたグループのだよね」
「あ、うん・・・・・・」
そのチケットが見つかってしまったことに、ひどく動揺している由美奈ちゃん。
「ん、30日の18時開演?」
眉をひそめる田口さん。
「ねぇ、返してよっ」
由美奈ちゃんが奪い返すために、手を伸ばす。
だけど。
リーチの差があって、高々と掲げられたチケットに由美奈ちゃんの手は届かなかった。
「はっはぁ~ん。
これ、プレゼントでしょ?」
ニヤリ、と不敵に笑う田口さん。