年下のカノジョ~あの子は高校生~
受け取ってみると、そこには聞いたことのある名前が書かれていた。
でも、詳しいことは知らない。
歌番組で流れてきた曲を耳にした程度だ。
「へぇ。
こういう音楽が好きなんだ」
「ええ、まぁ」
ひざを抱えて、うつむいたままの由美奈ちゃん。
「あの、さ。
このチケットをくれた人って、柏木さんのことがすごく好きなんだろうね」
「えっ!?」
下を向いていた顔が、パッとこちらに向く。
「だって、わざわざ誕生日に合わせてくれたんでしょ。
それにけっこうな金額だよ?
だいぶ奮発したんだね。
かなりの気合いが伝わってくる」
「そう・・・・・ですか?」
「うん。
男ってね、好きな女の子のためなら無理しちゃうんだよ」
大好きな人のためなら、自分の実力以上に頑張ってしまう。
それが、男。
でも、詳しいことは知らない。
歌番組で流れてきた曲を耳にした程度だ。
「へぇ。
こういう音楽が好きなんだ」
「ええ、まぁ」
ひざを抱えて、うつむいたままの由美奈ちゃん。
「あの、さ。
このチケットをくれた人って、柏木さんのことがすごく好きなんだろうね」
「えっ!?」
下を向いていた顔が、パッとこちらに向く。
「だって、わざわざ誕生日に合わせてくれたんでしょ。
それにけっこうな金額だよ?
だいぶ奮発したんだね。
かなりの気合いが伝わってくる」
「そう・・・・・ですか?」
「うん。
男ってね、好きな女の子のためなら無理しちゃうんだよ」
大好きな人のためなら、自分の実力以上に頑張ってしまう。
それが、男。