年下のカノジョ~あの子は高校生~
「困ったなぁ」

 紅茶をすすりながらため息。


―――ん?
   待てよ。

「小さいホットケーキを何枚か焼いて。
 で、それにクリームやフルーツをはさんで重ねたら・・・・・・。
 いい感じの物に仕上がるんじゃないか?」



 ホットケーキだったら、そんなに時間もかからず出来るだろう。

 生クリームやフルーツは、店にある物を分けてもらえばいい。




「そうだ。
 そうだよ!」

―――よし、そうと決まれば。


「コンビニでホットケーキミックスを買ってから出勤だ!」

 残っていた紅茶をガブッと一飲み。


 想像以上に熱くて、目を白黒させてしまった。







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