年下のカノジョ~あの子は高校生~
―――なんだか、神様に背中を押してもらってる気がするな。


 ここは思い切って、由美奈ちゃんを誘ってみる事に。



「えと、あのさ。
 この後、予定ある?」


「え?」

「もしよかったら、そのぉ。
 これからお茶でも飲みに行かない?」

 どうやら由美奈ちゃんは1人で来たらしい。


 弟クンもいないということは、正真正銘2人っきりのデートだ!


 心臓がドキドキする。




「お茶ですか?
 今日は冷えますからねぇ。
 温かい紅茶とかいいかも」
 にっこりと微笑む由美奈ちゃん。


「そうだよね」


―――よし、いい感じで話が進んでるぞ。


 内心ホクホクと喜ぶ俺。









 でも・・・・・・。


< 284 / 718 >

この作品をシェア

pagetop