年下のカノジョ~あの子は高校生~
37】そして、さよなら(3)
俺はそっと腕を解いて、彼女を放した。
由美奈ちゃんから1歩下がる。
「ごめんね、急にこんなこと言ったりして。
驚いたよね?」
唖然としている由美奈ちゃんは、声も出せないようだ。
「そうだよね。
びっくりもするし、それに・・・・・・迷惑だよね?」
優しく、優しく話しかける。
驚いている彼女を、安心させるように。
泣いてしまいそうになるのを必死でこらえ、微笑みでごまかす。
―――俺、うまく笑えてるか?
ここで涙の一つも流そうものなら、由美奈ちゃんは自分が悪いことをしたように感じるだろう。
彼女は悪くない。
何一つ悪くない。
無茶で無謀な告白をした俺が悪い。
由美奈ちゃんから1歩下がる。
「ごめんね、急にこんなこと言ったりして。
驚いたよね?」
唖然としている由美奈ちゃんは、声も出せないようだ。
「そうだよね。
びっくりもするし、それに・・・・・・迷惑だよね?」
優しく、優しく話しかける。
驚いている彼女を、安心させるように。
泣いてしまいそうになるのを必死でこらえ、微笑みでごまかす。
―――俺、うまく笑えてるか?
ここで涙の一つも流そうものなら、由美奈ちゃんは自分が悪いことをしたように感じるだろう。
彼女は悪くない。
何一つ悪くない。
無茶で無謀な告白をした俺が悪い。