年下のカノジョ~あの子は高校生~
「バカ。
 バカァ」
 由美奈ちゃんは、2度、3度とコブシをぶつけてくる。





「それは、ビックリして何も言えなかっただけです!
 だって・・・・・・」
 


 由美奈ちゃんは俺のコックコートをキュッと握り締めた。


「私は子供だから。
 好きになってもらえないと思ってました・・・・・・」




「えっ?!」

―――それって、どういう・・・・・・事?





「柏木さん?」
 おそるおそる胸の中の彼女を呼ぶ。




 すると、一つ深呼吸した彼女の口から信じられない言葉が。




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